■外業
野外における測量作業全体のことを表します。
■較差
2個の観測値の差のこと。観測値と比較する値との差のことです。
■河川測量
河川の形状や水位、深浅、断面、勾配などを測定し、平面図、縦断面図、横断面図などの作成や流速・流量などを調査する作業です。
■片勾配
道路の曲線区間で、遠心力や横滑りによる路外転出・横転等を防ぐために、曲線の外側を一様に高くした道路の片方向の傾斜の事を言います。
一般的には、曲線半径が小さくなれば、傾斜を大きくします。
■仮BM設置測量
路線測量に置いて、縦横断測量に必要な水準点を現地に設置し、標高を求める作業です。国土交通省の作業規定では、平地に置いては3級水準測量、山地においては4級水準測量により行うものとされています。
■間接観測
観測しようとする値を直に観測できない場合、それに関連した他の値を観測し、その値から計算によって目的の値を求める方法です。
例えば、体積と質量を観測して密度を求めることや、二辺夾角で他の一辺を求める場合などです。
■間接水準測量
2点間の比高を三角水準測量、スタジア方により、比高を求める測量方法のことを言います。
■間接測定
測定しようとする値を直に測定できない場合、それと関連した他の値かを測定し、計算により求める方法のことを言います。間接観測と同じ意味です。
■観測
肉眼によって目的の数値を求めることを言います。測定や計測との違いは、肉眼による観察を含むことです。
観測で得られた値を観測値といいます。
■観測誤差
観測によって求められた値と、その真の値との差のことを言います。偶然誤差と系統的誤差に分類されます。
■観測差
1対回の観測を行った時の、望遠鏡正反の観測値の差のことを言います。
■観測精度
観測値のバラツキの程度を示す値のことです。
■観測値
観測によって求められた値のことを言います。
■観測手薄
現地での観測データを直接記録する用紙で、一定の様式で記入します。
■観測方程式
観測された値によって未知の値の間の関係を表した条件方程式のことを言います。
■緩和曲線
道路又は鉄道の平面線形に置いて、高速度の車両を安全かつ円滑に走行させるため、直線と曲線の間に半径無限大から徐々に円曲線の半径になるように入れる曲線の事です。道路では、クロソイド曲線、鉄道では3次放物線が主に採用されています。