◆測量用語集《さ》


■サイドラップ

空中写真を数コース撮影する場合に、隣り合ったコーストコースの重複の度合い(割合)のことを言います。

通常の撮影では、30%にするのが標準です。

■最確値

たくさんの観測値から、それぞれの値に補正値を加え、較差を調整して得られた値の事です。

■最小二乗法

ある値を決定するために、最小限必要な個数以上の値から、もっとも確からしい値を求める計算方法です。

■撮影基線長

航空機から撮影する時のオーバーラップさせるための撮影間隔のことです。

■撮影基準面

空中写真の縮尺を決める際の仮想の面のことを言います。

■三角水準測量

2点間の距離と高低角を測り、比高を三角計算により求める測量方法です。

■三角測量

地上の点に、三角形の網を作り、その内角を観測して二角狭辺にて平面位置を決めるための基準点観測の測量方法の一つです。主に「三角点」の測地経緯度を求める測量に使われていました。天文観測によって原点位置を決め、基線の長さを測った後に三角測量を行い辺長及び方位角を計算し原点を基にした経度・緯度を求めました。現在は、光波測量儀、GPS測量機の出現で三角測量方式が作業から消え、完全に多角方式に変わりました。

■残差

観測で得られた値と、その観測値を用いて値を計算した結果との差のことを言います。



        う        

                

                

    ち    つ    て    と

な行  は行  ま行

や行~