■倍角
対回観測における正反観測値の和のことを言います。
■倍較差
2対回以上の対回観測を行った時、それぞれの対回ごとの倍角の最大と最小の差のことを言います。
■飛行高度
空中写真を撮影する際の、海面から撮影地点(カメラ)までの高さのことを言います。
■非投影図法
投影図法のように、視点から地球を透視して投影する方法ではなく、ある条件を定めて投影する方法のことを言います。条件によって、正距方位図法、正積方位図法があります。
■標高
ある地点の、東京湾平均海面を基準にした高さです。
■標尺
水準測量において、レベルの視準方向の高さを読むための目盛尺のことを言います。スタッフともいい、木製やアルミ製が一般的です。
■標準偏差
観測値のバラツキ具合を示す使われる値のことです。数値が小さいほど観測精度が高いことになります。
■平均二乗誤差
観測値のバラツキ具合を示す時に使われる値のことです。数値が小さいほど観測精度が高いことになります。標準偏差とも言います。
■閉合差
観測によって得られた値と、あらかじめ与えられた値との差のことを言います。
■平板
尿面を平らに仕上げた木板で平板測量に使用する道具のことです。上にケント紙やマイラーを張りアリダ―ドを使用し平版測量を行います。
■平板測量
平板とアリダ―ドを用いて、小さい区域の地形測量を図解で行う測量方法です。三脚を据えて下げ振りを使い、平板を地上の基準点に設置します。
■平面直角座標系
測量法により定められた、19の座標系があり、基本測量や公共測量に広く使われている座標系のことを言います。
■偏心
観測器械、あるいは測標の中心などと標石等の中心を通る鉛直遷都のズレのことを言います。障害物を避け視通を得るために、許容範囲内でズレさせて観測する場合もあります。
■方位
ある地点での子午線の北の方向のことを言います。
■方位角
ある地点で、子午線の北の方向を基準として測った他の地点への水平方向の角度のことを言います。
■放射法
平板測量の方法で、既知点にて平板を設置し、他の既知点を視準し方向を合わせた後、既知点から求点へ向けて方向線を引き、距離を測定し、図面の縮尺に合わせて位置を決定する方法のことを言います。
■補正値
誤差の影響を消したり少なくしたりするため、観測値の値に加減する値のことを言います。